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Heritage - 技術史・社史

2000年 DAISIN(タイ)でピストン委託生産

2000年 DAISIN(タイ)でピストン委託生産

齋藤 義行さん

DAISINのマノー会長、HFの市川元社長(当時)

DAISINのマノー会長、HFの市川元社長(当時)



HFAの会社設立は2003年2月であるが、その前の2000年12月からDAISINでピストン委託生産を始めています。

No.1ラインの殆どは有休機をO/H、改造した設備を使用し、計画から現地での量産開始まで約6か月というスピードで立ち上げました。(建屋、インフラ、要員は現行のDSCを借用)当初は利対目的で国内赤字の2輪、汎用ピストンの委託生産するという計画であったが、次の年HATCから4Rピストンの受注をした事で、No.2ラインの導入となり、その後の増量から3年後にはHFA会社設立に繋がっています。

委託生産の基本契約は、生産設備、金型をDAISINに買い取って貰い、DAISINの既存建屋、インフラ、要員を使ってピストンの生産を行い、HFからはピストンの鋳造、加工技術及び管理面のノウハウをDAISIN側に伝授するという形をとった。

DAISINには、出向者1名と出張者で鋳造、加工、出荷までの管理をしていたが、立ち上がり時は設備故障には対応出来ないトラブルが多く発生し、設備停止時間が多かった。

設立式典

DAISIN(コラート)事務棟

ZHF(中国)会社看板の除幕式

DAISINの工場建屋

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